前回、PMS(月経前症候群)の症状の事を書きました。
今回は、PMSと上手に付き合うポイントを書いていきます。
PMSのセルフケアの基本は、生活習慣の改善です。
ストレスと溜めないようにしたり、不規則な生活を送らないようにしたり、
バランスのとれた食事をすることです。
PMSの症状を緩和するために、食事の食べ方や食材を選びをするのもひとつです。
血糖値が下がると食欲が増進したりイライラしたりする症状が悪化する事があります。
だからといって、血糖値を急激に上げてしまうと、その後、血糖値が急降下し
悪循環に陥ることがあります。血糖値は、ゆっくりと上げて安定させることが大切です。
血糖値を急激に上げる食品は、砂糖、果物、チョコレート、ケーキなどは避けて頂き、
ゆっくりと消化しゆっくりと血糖値を上げられる食品のでんぷんを含む殻物類、豆類、
イモ類などを取っていきましょう。
イライラや情緒不安定などの時は、刺激物を避けてホルモンバランスを整える
栄養素を取りましょう。カフェインが入っている珈琲、紅茶、緑茶、栄養ドリンクなどを
避けて、かつお、レバー、ナッツ類、海藻類などを取ったり女性ホルモンに似た
働きのあるイソフラボンが入っている豆腐、豆乳などを取ることをオススメです。
あと、頭痛、むくみなどが酷い時は、塩分、アルコールを控えることです。
積極的に取り入れた方がいい食べ物は、ヨーグルト、ひじき、うなぎ、鶏肉、いわし、
鯖、わかめなどをあります。
運動は、軽い運動の有酸素運動をするといいかと思います。
ヨガ、ウォーキング、ストレッチ、深呼吸などがオススメです。
あとは、アロマを炊いたり、ハーブティーを飲んだりすると気分も落ち着いてきます。
整体やアロママッサージなども効果的です。
整体は、バキバキ・ボキボキ系の所はやめて、弱めに押してくれるお店や、
当サロンのように自律神経系の施術をしているサロンに行かれるといいかと思います。
アロマの製油のオススメは、クラリセージ、ローマンカモミール、ゼラニウム、
ティートリー、ラベンダーです。クラリセージは、女性ホルモンに似た働きがあり、
身体のバランスを整え、不安や緊張をほぐす効果があります。
ハーブは、ラズベリーリーフ、リンデン、ジャーマンカモミール、ローズヒップ、
ハイビスカス、セントジョーンズワートがオススメです。