タンポンの誤使用よって死亡する!?(トキシックショック症候群(TSS))

何氣なくネットニュースを見ていたら、こんな記事を見つけました。

生理1日目に超吸収タンポンを使用した女性 感染症で集中治療室へ(米)(Techinsightより)
というショッキングな記事です。

内容は、32歳の女性が、生理初日に超吸収タンポンを使用し、トキシックショック症候群(TSS)が発症し嘔吐や下痢、めまい、筋肉痛、倦怠感などの症状があり、生理4日目に体調が悪化して病院に緊急搬送されたそうです。

病院で検査をするも、女性の血圧が異様に低いことと、脾臓が腫れている事が判明するが原因がわからず医師らも困惑していたそうですが、その場にいた看護師の一人が『トキシックショック症候群(TSS)』を疑い、膣スワブ検査をし、その結果、『トキシックショック症候群(TSS)』が発症していることがわかったそうです。

トキシックショック症候群(TSS)は、バクテリアの黄色ブドウ球菌、又は、化膿レンサ球菌によって起こる急性疾患です。稀に死に至るケースもあるそうです。タンポンの取り忘れや、
超吸収タンポンの使用などで発症するケースが多いです。他にも、火傷や切り傷などによって子供でも発症するそうです。

今回の女性は、生理初日に出血量が少ない状態で超吸収タンポンを使用したことが原因で、乾燥しているタンポンを取り出すときに膣壁に小さな傷ができてしまいそこから黄色ブドウ球菌が入り込んで感染したようです。経血量に合ったタンポンを使用することの大切だと言っています。

他にも、タンポンを長時間使用して16歳の女性が死亡したり、タンポンを9日間入れたままで死にかけるなど、誤使用による事故があります。死亡まで至っていないが、トキシックショック症候群(TSS)が発症して両足を切断するという事態まであります。

最後に、トキシックショック症候群(TSS)にはこのような症状があります。
トキシックショック症候群(TSS)の症状でインフルエンザに大変似ているそうです。

通常は、次のいくつかの症状や、すべての症状が現れます。

・急な発熱
・吐き氣
・日焼けしたような発疹
・失神または、失神に近い症状
・筋肉痛
・めまい
・意識混濁
・下痢
(※一般社団法人 日本衛生材料工業連合より)
http://www.jhpia.or.jp/standard/tss/tss1.html

トキシックショック症候群(TSS)を発症したかも・・・
と思ったら、産婦人科医などの専門医に相談をしてください。

詳しくは、こちらをご覧ください
生理1日目に超吸収タンポンを使用した女性 感染症で集中治療室へ(米)(Techinsightより)
http://japan.techinsight.jp/2019/10/ac10111440.html

わかりやすく『トキシック・ショック症候群』の事が書かれています。
友達も入院した…タンポン誤使用で「トキシック・ショック症候群」に? どんな病気?(オトナンサー)
https://otonanswer.jp/post/26357/

私がブログに書いた月経に関する記事です。
合わせて読んでみて下さい。

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