今回は、成長ホルモンのことです。
前回(『睡眠のゴールデンタイム』)も書きましたが、成長ホルモンは、成長・代謝・疲労回復・美肌・発毛などに関わってきます。
身体に睡眠リズムを覚えさせる為に、毎日同じ時間に眠り、深い眠りに入りやすくする事で
成長ホルモンの分泌を促していきます。
成長ホルモンは、深い睡眠(ノンレム睡眠)の時に分泌され、その時の身体の修復や成長を保進してくれます。
だからといって、成長ホルモンは寝ている時にしか分泌がされない訳ではなく、
1日に分泌される約70%が睡眠中に分泌されると言われています。
その中でも、最も多く分泌されるのが眠りに入ってからの30分~90分後に現れる徐波睡眠(じょはすいみん)の時に多く分泌されます。
余波睡眠は、深い睡眠(ノンレム睡眠)のステージ3・4の状態です。
深い睡眠(ノンレム睡眠)には、ステージ1~4まであります。
・ステージ1は、声をかければすぐに眼が覚める程度の浅い睡眠
・ステージ2は、耳から入る情報をキャッチすることは出来る程度に眠っている状態
・ステージ3・4は、徐波睡眠(じょはすいみん)や深睡眠期(しんすいみんき)と呼ばれ、身体も脳も休んでいる状態です。
多少の物音では目覚めない為、大声で呼びかけたり、身体を揺さぶったりしないと起きません。
ということです。
睡眠は、深い睡眠(レム睡眠)と浅い睡眠(ノンレム睡眠)が4~5周期ぐらい繰り返します。
睡眠の質を高めるためには、
・パソコン、テレビ、スマホなどの明るい光を眼にするよりも、リラックス出来る音楽を聴いたり、読書がする。
・夜に筋トレやジョギングよりも、ストレッチをする。
・シャワーではなく、しっかりと湯船につかる。湯船につかることが出来ないのであれば、手浴や足浴でも大丈夫です。
・夕食は、揚げ物を避けて、ナイト・キャップ(寝酒)を飲まない。
睡眠の質を高めて成長ホルモンを分泌させていきましょう。
睡眠の質を高めるためにも、まずは、自分の身体の状態を知ることが重要です。
当店の頭蓋仙骨療法を受けられることをオススメします。
柔らかいタッチで身体全体に触れていることにより、脳がリラックスすると、脳神経が深く休まり、
自律神経系、中核神経系、運動系などの神経系が深くリラックスしていきます。