最近、ロキソニンの副作用に新たなる副作用が明記されるようになりました。
ロキソニンだけはなりませんが、薬には、何かしらの副作用があります。
それを分かっていて使用します。
薬の副作用をボディケアで考えてみると、何に当たるのか?
考えてみました。
ボディケアの副作用は、もみかえしや好転反応だと思います。
力加減の問題や施術者とクライアント様の相性などがありますが、
身体をリラックスする為に来ているのに、もみかえしなどが起きたら
嫌ですよね。
たまに、もみかえしがこないと効いた(効果)がないや、
強く押さないと身体がほぐれないなどと、おしゃるクライアント様がいらっしゃいます。
これって、薬の量が増えていくや、いままでよりさらに強い薬じゃないと効果がないと
訴えているのと同じだと思います。
例えば、頭痛薬を慢性的に飲んでいます。
頭痛が起きたらすぐに薬を飲んでいます。
何年も使用していると、いつもの頭痛薬では効かなくなっていき、
そうすると、今よりも強い頭痛薬を探し、そしてそれを飲み始めると効果が出て来ます。
また、同じ様に頭痛薬を変えたのに薬の効果が効かなくなってくると、
さらに、強い頭痛薬を探していきます・・・
これを延々とループしていきます。
ボディケアも同じです。
最初は、弱めの力加減で押してもらっていたのが、何年かするうちに、
弱い圧では物足りなくなり、どんどんと強い圧じゃないと物足りなくなります。
そして、もみかえしがこないと効いた(効果が)気がしないや、
どんなに押しても、痛みを感じないなどのクライアント様が出て来てしまいます。
セラピスト側の問題もあるのですが、強く押せば良いとリラクセーション店で研修を受けるたり、
接骨院で強い押した方が効果がありますなど、クライアント様の身体の状態を観ないでいう先生もいます。
そう言った人達に施術を受けられたクライアント様は、強く押されないとダメなんだと
意識を刷り込まれていき、押されて痛いのを我慢していきます。
頭痛で薬を飲む、肩こり・腰痛などでボディケアに行くなど悪いことではないのですが、
ただ、その痛みなどは身体からのSOS信号だということを忘れないで下さい。
その痛みを、薬やボディケアなどで誤魔化すのではなく、
ちゃんと自分の身体と向き合い本当の原因が分かれば対処の仕方が変わってきます。
一度、しっかりと自分の身体と対話をする時間を持つことが大切です。
当院のクラニオセイクラルセラピーは、自分の身体との対話だけなく
心(精神)なども対話をしてきます。
それは、脳神経が深くリラックスしていくことにより、まわりの雑音が消えていき
自分との対話がしやすくなるからです。