先週の土曜日に、頭蓋骨仙骨療法のおさらい会に参加してきました。
今回は、横浜から、斎藤先生が来られてのおさらい会で、
いつもとは少し雰囲気の違う会でした。
メンバーも少なく、かなり濃い話と手技の練習となり、
今、自分が抱えている問題のヒントや答えを導いていたた感じがあります。
毎月一回のおさらい会も参加しているのですが、
どうしても、基本ベース手技から、自分の勝手な手技になってしまうのを
修正していただきました。
あと、丹田の意識をする事の大切さを教えていただきました。
丹田辺りに、帯を巻いてみると、すごく地に足が着き、
施術がすごく楽に出来ます。
この先の話は、個人的な解釈で書いています。
昔、日本人は、着物を着ていましたが、
その時に、着物の帯を丹田辺りに巻いていました。
丹田辺りに巻く事により、地に足が着き、どっしりとした雰囲気が出ます。
時代は、着物の生活から、洋服の生活に変わると、
丹田よりも、頭で考え見る事になり、ちょっとした事で、
すぐに苛立ち、怒り、八つ当たりなどの負の感情を出してしまい
どんどんと負のスパイラルに陥り、うつ病、○○依存症になったりと
自分で自分の身体を壊しているっている言う事に気づきました。
だからといって、また、着物の生活に戻ると言う事を行っている訳はなく
『なぜ、自分が負の感情に飲み込まれているか?』
を考える時に、丹田を意識してみると、今までと違った道が見えるのでは
ないだろうかと思います。
私は、格安リラクゼーション店で働いていますが、
肉体的な疲れよりも、精神的な疲れの方が多いかと思います。
でも、来店されるクライアント様は、
『これは、肉体的な疲れだ』
と頭で考え、
『強く指圧されないと、これはほぐれない!!』
と強迫観念的な固定観念のクライアント様が多いです。
確かに、強く指圧されれば、刺激もあり、快楽もあるようで
ほぐされた気がするのですが、
2~3日後には、また、いつもの身体の硬さに戻っていると言う
クライアント様が多く、どんどん強く指圧される事を望みます。
どんどん強く指圧される事により、自己治癒力が低下して
すぐに体調が悪くなってり、風邪などの治りが遅くなっていったりするかと思います。
実際は、強く指圧されるよりも、弱めの指圧でほぐしていき、
自分の持っている自己治癒力で、自分を治癒していく事が
理想だと思っています。
実際に、物足りないぐらいの指圧の力で、ほぐした後の方が
いつもよりも、身体の楽な状態が続いているというクライアント様もいらっしゃいます。
一度、頭蓋骨仙骨療法を受けられると、考え方が変わるかと思います。
もちろん、最初から、否定的な考えをお持ちの方には、お断りをしています。
強く指圧をされたい方は、マッサージチェアを購入をされた方が幸せかと思います。