名古屋市港区から、60代女性のO様がクラニオセイクラルセラピーを受けに来店されました。このO様は、以前、私の所に来店いただいたお客様の紹介で来店をされました。
症状を聞きますと、去年、膀胱がんで手術をし、今年に入ってから甲状腺がんと肝臓に水が溜まっているのが見つかったそうです。膀胱がんと、甲状腺がんは早期発見で、体にそんなに負担がかかることなく手術が終わったそうです。
紹介をしてくれた親友からは、「筋肉をほぐすよりも、軽く手を当てられる「お手当て」がいいよ」と紹介されたそうです。
確かに、手術後は何十年たっても傷口は痛むことがありますし、皮膚が引っ張られているので筋肉をほぐすよりも、筋肉の緊張を緩めていくお手当ての方があっていることもあります。
O様の氣になる症状を聞きますと、腰痛、膝痛、外反母趾が氣になるということでした。検査をすると、右肩が下がり、左右の肩甲骨が外に開いており、骨盤は右側が下がっていました。
施術中は、O様が氣になる場所以外にも、私が施術中に氣になる所を重点的に施術をしていきました。やはり、お腹全体が硬くなってきており、特に膀胱周辺は一段と固くなっていたので、時間をかけてゆっくりと緊張を緩めていき、体全体の緊張を緩めていきました。
施術後は、O様に体の状態を聞きしますと、「腰の痛みがなくなり、お腹周りが柔らかくなった」と言われセルフケアをお伝えして終了をしてきました。
お客様のアンケートです。
返信遅くなりました。細かく答えられませんがその後の体の変化のみ書かせていただきます。
施術した日は珍しくぐっすり眠れました。その後トイレに行く回数が減りました。膀胱が柔らかくなったかな?と思います。
体の高さの調整をしてもらい体はすっきりしたのですが、筋肉が今までと違いすぐ順応できず筋肉痛です。しかし今までの腰の痛みはありません。ありがとうございました。
このクラニオセイクラルセラピーは、無意識に入っている体の緊張を緩めていきますので、施術を受けた日はぐっすり眠られる方が多く、筋肉も緩んでいきます。なので、今までの筋肉の使い方をしてしまうと筋肉痛のようになる方もいらっしゃいます。
もみほぐされていないにもかかわらず、もみ返しなどの好転反応が出ることがあります。
それは、ご自身が持っている自己回復力が一氣に働き始めたからです。
最後に、肝臓に水が溜まるのは、『肝嚢胞』と言われるものです。
先天的なものが多いそうで、そんなに気にすることはないのですが、ただ、外傷性や腫瘍性などもあるそうです。
通常は、自覚症状がないので、偶然や健康診断で見つかることが多いそうです。
『肝嚢胞』の詳しくは、こちらをご覧ください。
徳島県医師会
https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/247-2724
yomiDr.
https://yomidr.yomiuri.co.jp/iryo-taizen/archive-taizen/OYTED125/
一度、しっかりと体の不調と向き合い、体を整えませんか?
お待ちしております。