お問い合わせで、お子様が発達障害や自閉症で困っており、クチコミやネットで調べたら
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)が、いいと聞いたいのですが、
どれぐらいの期間がかかりますか?本当に良くなるんですか?
など、お問い合わせがあります。
まず、どれぐらいの期間ですが、人によって期間は変わってきます。
1年ぐらいで良くなっていくお子様もいれば、2~3年以上かかるお子様もいらっしゃいます。
本当に良くなるんですか?ですが、親御さんが希望が持てる所まで改善がみられる
お子様もいます。
この頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)の創設者であるアブレジャー博士は、
自閉症や学習障害のあるお子様に、頭蓋仙骨療法を行い改善の効果を上げたそうです。
なぜ、アプレジャー博士が自閉症や学習障害の研究に取り組んだかと言うと、
帝王切開や出産時に赤ちゃんの頭蓋骨及び硬膜システム(クラニオセイクラルシステム)に
なんだかのストレスがかかり、その後の脳の発育に影響が出るとアプレジャー博士は
考えたからです。
調べてみたら、自閉症や機能障害の子供は、ほんのわずかしか頭蓋骨が動かない為に、
クレニオセイクラルシステム(※1)の膜に何らかの機能障害があらわれてしまい
この膜が緊張(こわばり)し、頭蓋骨のつなぎ目(縫合)が収縮した位置に引き寄せられた状態に
なり、頭蓋骨のつなぎ目(縫合)が拡張が出来なくなっている。
『自閉症の子供の硬膜は、何らかの理由で必要な伸縮性に欠け、
クラニオセイクラルシステム内で上下する液体量(※2)や圧力に対応できない』
という理解をされました。
※1:クラニオセイクラルシステムは、頭蓋骨~仙骨に繋がっている硬膜
※2:この液体量は、脳脊髄液のこと
最後に、この頭蓋仙骨療法を受けさせようか考えている親御様へ
まずは、一度、親御様(特に母親)が頭蓋仙骨療法を受けたいただくことを
オススメしています。
親御様が受けられることをお勧めしているのは、サロンや先生の雰囲気などを
体感して頂いた方がいいかと思うからです。
そして、お子様を施術をする時に親御様も一緒に施術を手伝ってもらうためです。
一つは、何されるかわからないので、いつも以上に身体に緊張が入っているので、
少しでも緊張が和らがせるために、親御様にも施術に入ってもらいお子様に安心感を
持ってもらうのと、もう一つは、ご家庭でも頭蓋仙骨療法をお子様に施術をして
いただきたいという思いがあります。
ご家庭での頭蓋仙骨療法は、簡単な施術をお伝えしますので、
それをやっていただければよろしいかと思います。