点と線

最近、色々な健康に関する本が出ています。

下がり腸だから腸を上にあげる。
体幹(コア)を鍛えるといい。
耳を回すだけ、首を整えるだけで・・・

など、色々な健康に関する本などが出ていますが、
これって、点でしか捕らえていない気がします。

もちろん、本を読むと内容はしっかりしていますが、
なんとなく、点と点が繋がって線になってないような氣がします。

 

もちろん、読み手側の問題もあります。
身体は、1つのモノとだと思っていないからかもしれません。

頭、首、肩、腕、肘、腰、足、膝、足首などの部位でしか
認識していないからかもしれません。

肩が凝るから、肩だけ押して
腰がつらいから、腰だけ押して・・・

その氣になる部分だけ押しても、その場だけ楽になった、
氣持ちよかったなどありますが、一時的なものでしかありません。

 

個人的な考えですが、身体全体は1つの繋がりがあるということを
認識してもらうのと、

『痛みが出ている部位=原因』ではなく、
『痛みが出ている部位=結果』です。

仕事の時は、『原因』と『結果』をしっかり観て・考えて・聴くのに、
なぜ、身体の不調に関しては、『原因』しか観ないのか?

仕事なら、不良品(結果)が出たら、どこが悪い(原因)のか?
を調べ・直し・改善して、解決策を出します。

その身体の痛みも同じです。
自分の身体と対話し、その痛み(結果)は、どこが原因か?を、
観て・感じることで、解決策が見つかります。

 

色々出ている健康法が悪いと言っている訳ではありません。
そのピックアップされている以外の所も、しっかりと認識する事が大切です。

関連記事

  1. 正しい『女性のオシッコの拭き方』

  2. 下手な薬を飲むよりいいけど・・・

  3. 夏バテ予防に、オススメなツボ