女性ホルモン(エストロゲン)の減少により、更年期障害の色々な症状の事や
治療法やセルフケアも書きましたが、
今回は、食べ物から女性ホルモンに近い働きをする成分と、
女性ホルモンを活発化させる為の行動をお伝えします。
エストロゲンと同じような働きをする成分が含まれている食べ物は、
大豆・豆乳・納豆・豆腐・おから・味噌・きな粉などに含まれている
大豆イソフラボンです。
大豆イソフラボンは、エストロゲンと同じような働きをする成分で、
植物性のエストロゲンの一種です。
食品で摂取する場合は、1日70~75mgです。
お味噌汁:1杯、
豆腐:一人前100g
納豆:1パック45g
きなこ:5g
他にも、ザクロやキヌアというものがあります。
ただし、注意が必要です。
たくさん摂取したらいいという問題ではありません。
過剰摂取しすぎたら、また、別の原因が出てきたりします。
なんでも、適量がいいということです。
サプリからでも摂取する事も可能ですが、
出来るだけ食べ物から摂取する事がいいと思います。
あと、大豆商品も遺伝子組み換えなどの商品がありますので、
遺伝子組み換えでないものを摂取した方がいいと思います。
次に、女性ホルモンを活発化をする行動は、
まず、冷え性を解消させる事です。
腸もみをしたり、湯船にゆっくり浸かり身体を温めるようにします。
湯船も、熱い湯船ではなく、37~39度ぐらいの少しぬるま湯に、しっかり浸かる事で、
身体の内側から温めることがいいです。
これからの季節、冷たいものを食べ過ぎないように気をつけて下さい。
次に、腹式呼吸をすることで身体全体に酸素を行き渡らせるイメージをします。
腹式呼吸は、お腹に意識をします。
鼻からゆっくりと息を吸うときに、お腹を膨らまし、
口からゆっくりと息を吐くときに、お腹を凹ませます。
これを、吸う吐くをセットで5~10回ぐらい繰り返していきます。
初めのうちは、腹式呼吸が難しいかと思いますので、
寝転がってやる腹式呼吸が楽だと思います。
最後に、睡眠をしっかりとる事と、ストレス解消する事が大切です。
なかなか、睡眠が取れないストレス解消が出来ないなどのお悩みの方は、
一度、当院のクラニオセイクラルセラピーを受けていただければ、
その悩みが解決できるかもしれません。