うつ病患者の頭蓋骨に穴を開けて悲しみや痛みをとる?

去年、こんなタイトルの記事がありました。
『【朗報】うつ病患者の頭蓋骨に穴を開けて悲しみや痛みをとる治療法「DBS」が登場!
「電極」を埋め、3年で電池交換!』(TOCANAより)

このタイトルを見た私はこんなことを思いました。

『うつ病患者は、人間でなく実験台のモルモット、いや、感情のないロボットなのか・・・?』

などと衝撃を受けました。

うつ病で日常生活に支障をきたし、苦しんでいる方も多いです。
治療法は、薬物療法などが治療で多いかと思いますが、この薬物も副作用が酷く出たり、
その人にあっていない薬を飲み続けてさらに酷くなる人もいるのではないでしょうか?

薬物療法でも改善されていく方もいますが、ほとんど稀な氣がします。

そんな薬物療法でも改善されない難治性うつ病の治療として、
脳深部刺激療法が注目されているそうです。

この脳深部刺激療法とは、頭蓋骨に小さな穴を開けて、脳内の機能不全を起こしている場所に
刺激電極を埋め込む外科的治療法です。
脳内の電極のワイヤーは、患者の胸部に埋め込んだ刺激発生装置と繋ぎ、適切な電気刺激を
与えて症状の改善を試みている。

この治療を受けて回復した方もみられるそうですが、実際は、効果に疑問があるそうです。
2008年~2012年まで、90人の患者を対象に臨床実験が行われたそうです。
術後6~12ヶ月間にうつ病への有意な効果がみられなかったや、感染症やてんかんなどの
重篤な有害事象を示し、うつ病の改善が見られずに自殺した方もいるそうです。

エモリー大学の神経学者ヘレン・メイパーグさんは、

『治験の失敗は治療の失敗ではない』

と語っています。

脳深部刺激療法の治療を始めて2年後、90人の患者のうち25人は抗うつ剤への
反応が見られるになり、13人には、症状の緩和が見られてたそうです。
現在でもこの治療を継続している方がおり、3~5年おきに電池交換をしているそうです。

個人的な意見ですが、神経学者のヘレンさんの『治験の失敗は治療の失敗ではない』という
言葉は、患者を人ではなく実験台として見ていますし、この脳深部刺激療法を受けても
抗うつ剤を飲まなければいけないというのは意味がないのでは?と思ってしまいます。

だいたい、重篤な状態の難治性うつ病にさせてしまったのも、薬物療法の副作用から
起きるのではないでしょうか?それだけ強い薬を飲ませる訳ですから、
人体への影響は相当なものだと思います。

痛みや悲しみの感情をとるいうけど、そういった感情があるから人は生きていけるのではないでしょうか?

うつ病なのどの精神疾患になってしまうのも、何かのきっかけ(原因)があると思います。
そのきっかけ(原因)がわかれば、対処法がかわってくるのではないでしょうか?

私の意見は、周りにそういった人がいなので言える意見だとわかっています。

詳しい内容は、こちらをご覧ください
【朗報】うつ病患者の頭蓋骨に穴を開けて悲しみや痛みをとる治療法「DBS」が登場!
「電極」を埋め、3年で電池交換!』(TOCANAより)

http://tocana.jp/2017/12/post_15478_entry.html

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