更年期障害7(若年性更年期障害)

前回の記事で、若年性更年期障害の事を書きました。
今回は、若年性更年期障害と更年期障害の違いです。

若年性更年期障害も更年期障害も、身体機能の司令塔となる脳の視床下部(ししょうかぶ)に、
卵巣機能の低下やストレスなどが原因となって悪影響を与える事で、さまざまな体調不良を引き起こしてしまいます。

視床下部の主な働きは、

・食欲等の本能行動 

・体温、血圧の調整

・自律神経機能の中枢

です。

若年性更年期障害と更年期障害の2つ症状の違いは、脳の視床下部に悪影響を与える原因にあります。

更年期障害は、加齢によって起こります。
30代から徐々に子宮の機能が低下して、45~55歳ごろには卵胞の数が減少していき、
エストロゲンが減少して、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
身体的要因によって起きるものです。

若年性更年期障害は、
ストレスや冷え、不規則な生活リズムなどによって起こります。

心身のストレスによって卵巣機能が低下して、エストロゲンの分泌が乱れさホルモンバランスが崩れたり、
自律神経が乱れたりすることで、自律神経失調症や月経前症候群(PMS)になったりします。
環境的(精神的)な要因が影響をしていきます。

 

若年性更年期障害は、卵巣そのものが老化していませんので、適切な対処をすれば治ります。
環境的(精神的)な要因で、一時的に卵巣機能が低下しているだけなので、
原因となっているものを取り除く(解決)ことができれば、エストロゲンの分泌が
正常に戻り、症状を改善する事は可能です。

更年期障害の場合は、身体的な要因ですので、不調が現れてきたら対処療法で症状を
和らげていくしかありません。

当院のクラニオセイクラルセラピーは、更年期障害、若年性更年期障害などにも有効です。
クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)は、脳神経を深く休ませる(リラックス)効果があり自律神経を整え
身体の緊張(こわばり)を解いていきます。

更年期障害は、脳と卵巣の応答のバランスが取れなくなっているために、混乱を起こしてししまい、
その情報が自律神経にも伝わる事で、様々な不調が起きてしまいます。

その混乱を少しでも、解消させるために、脳神経を深く休ませ、今の身体の状態を脳の方に伝える事で、
身体の様々な不調を解消させていくとことができます。

若年性更年期障害は、環境的(精神的)な要因が大きいので、自律神経を整える施術が有効です。

若年性更年期障害や更年期障害でお悩みの方は、一度、ご来店下さい。
お待ちしております。

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